上出来のジョーク

とあるきららキャラがうーくんを訪ねて、こう訴えた。
“私の半生は悲惨の一言だ。
もう人生に何の希望も持てないんだ
世間だってひどいものだ。
先の見えない不安定な社会を、たった一人で生き抜く辛さがわかりますか?”
おれはこう答えた。
“簡単な事ですよ。
今夜、あの有名なアニメけいおん!の澪ちゃんが出てる映画の再放送がありますから、TBSテレビを見なさい。
萌えれば気分もよくなりますよ”
突然、きららキャラは泣き崩れた
そして言った。
“でもうーくん・・・”
“私が秋山 澪なんです”

 

上出来のジョーク
客席は大爆笑の渦
締めはドラムロール

第854回:ビワ大好きうーくんの世界一ウケたい授業! 『Cheer Up, Sleepy Jean』略して『今日の澪ちゃん』

織原さん「遅ればせの仁義、失礼さんでござんす。私、生まれも育ちも中部地方甲府です。渡世上故あって、親、一家持ちません。駆け出しの身もちまして姓名の儀、一々高声に発します仁義失礼さんです。姓は織原、名は姫子、人呼んで双頭ディルドの姫と発します。西に行きましても東に行きましても、とかく土地土地のおあ兄さんおあ姐さんにご厄介をかけがちたる若僧です。以後面体お見しりおかれまして、恐惶万端引き立って、よろしく、おたの申します」

佐藤さん「あ、うん。よろしくー。あたし2組の佐藤ね」

咲彦「課外授業で一緒の班になったからって一々仁義切らなくていいんだよ!あ、あたし1組の咲彦です、よろしく…」

 

織原、咲彦、佐藤 三名はこの課外授業の後2週間の停学処分となった。

4年前くらいに書いた咲織の設定を発見した。

すげぇ適当な事書いてる。

 

織原 姫子(16)
裕福な家庭に生まれるが家庭事情は複雑で、暗い幼少期を送った。
実の母はピアノの調律師。母の妊娠中に実父は死亡し、血縁上の伯父を戸籍上の父として届け出た。戸籍上の父は楽器店を経営していた。愛情のない父に虐待されて育ち、ひどく苦しんだという。3歳年の離れた姉がいる。
3歳の頃からピアノを習っており、将来はピアニストになりたいと思っていたが中学時代、クラスメイトにイジメを受けていた際CDショップで万引きを強要された時に店内で流れていたoasisの〝Don't Look Back In Anger〟に感銘を受け、ロックを聴き始める。
義父の楽器店から万引きしたギブソン・L6-Sを中学校の視聴覚室で初めて弾いて以来ギターを熱心に練習したが素人の咲彦が聞いても一発で分かるほどドヘタである。後に義父からギターを盗んだことを咎められた際には「まあ、義父ソンだからねぇ?」と言って平手打ちを食らった。
後にバイトと万引きによる転売をして貯めたお金でYAMAHA RGX-A2を購入。買った当初は「国産だからねぇ?」「軽いのよぉ?」と言っては頻繁に自宅録音、ライブに使用していたがある日びっくりドンキー 聖蹟桜ケ丘店にギターを置き忘れてそれ以来見つかっていない。それ以降の織原は白いYAMAHA RGX-A2を見ると裏面に自身が貼った
ぴょん吉とヒロシのステッカーが貼っていないか見る癖がついた。対バン相手の使用するギターの裏面を演奏中に見ようとして平手打ちを食らったことがある。
中学2年生の時にドラックストアで生理用品を万引きした際に万引きGメンに捕まり学校を2週間の停学になった。後に織原さんを捕まえた万引きGメンの女性はあびる優率いる万引き集団を壊滅的に検挙した「美濃の天眼」の通称を持つ女性で停学明けの織原さんは彼女に対し一言「いい腕してるよ」とコメントしている。
それ以来手癖の悪さは改善し、万引き行為は行っていない。どんなにお金がない場合でも咲彦に寸借詐欺を働く程度に抑えている。
高校1年の時に同じクラスの二島 由紀子とバンドを組んで楽器のできる電気グルーヴになろうと決意し、当時ギター&ボーカルを希望していた二島に無理やりベースを演奏するように強要し、ドラムの募集をし続けたがメンバーが集まらず戸川純コピーバンドが主な活動のみで自然消滅した。
高校2年生編に続く。

 

 

咲彦 桃子(16)
朝は必ず一つ菓子パンを食べる。
高校2年生編に続く

その他、色々辞める。

辞める。

 

仕事を辞める。

 

創作を辞める。

 

先延ばしを、辞める。

 

おれは辞める。もっと早く辞めるべきだった。色々と、先延ばしにしてきたことのツケが回ってきた。いま正に、終わりが来た。いつか来る、終わりがいま来たんだ。大学生の頃から続いたモラトリアムがいま終焉を迎えた。おれは辞める。

 

澪ちゃん「お?」

 

でたなぁ~ 澪ちゃん

 

澪ちゃん「いやぁ~、流石にね。このまま黙ってるわけにもいかんでしょう。」

 

そう。でもおれは辞めるよ。すべてのことを辞めるんだ。君との関係も、いや、君という存在自体終わりなんだよ。今更君が何を言うんだ?何を言えるっていうんだ?命乞いなら受け付けてないぜ。」

 

澪ちゃん「ふーむ。うん、なるほどねぇ。ちょっと待って。5秒だけ頂戴。

 

、、、、、うん。君は寝なさい。」

 

いやいや、澪ちゃん僕は寝ないよ?眠るわけにはいかないのさ、だって辞めるんだもん。辞めるために始めることが沢山あるんだ。寝てる場合じゃないぜ、澪ちゃんも僕の一部ならわかるだろう。

 

澪ちゃん「何?仕事?恋愛?なんなのよ」

 

そんなもんじゃない。さっきも言ったろ。終わりが来たんだって。ただ、それだけ。終わったからおれも辞めなくちゃならない。終わったものは終わったんだ。

 

澪ちゃん「でも、なんか色々創作がどうのおっぱいがどうの言ってなかった?」

 

言ってたけどもう辞める。きっぱり。もうしない。おれは何も創れなかった。誰もおれの話なんか聞きたくないってさ。

 

澪ちゃん「そうか。まあ、期待してたんだけど。そうなったらもうそうなんでしょ。いいよ、あたしはうーくんについていく。で、これからはどうすんの?」

 

小銭が手元にあるんだ。しばらくはゆっくりできるだろう。そのあとは、まあ適当にやるさ。

 

澪ちゃん「応援してる。私だけはうーくんを見放さない」

 

ありがとう。まあ、見てて。

「そして恋する僕たちは 愛の手前ですれちがう」略して今日の澪ちゃん

おれ「Hey! shiri 明日の天気は?」

 

siri「………」

 

澪ちゃん「…晴れんじゃないの?知らんけど。」

 

おれ「誰がてめぇに聞いたんだ!!!!!黙ってろ!!!」

 

siri「すみませんよくわかりません」

 

おれ「悪い悪い、話の腰を折っちまったか?siri.明日の天気は」

 

siri「明日は曇りの予報です。」

 

澪ちゃん「あっ…あっ…」

 

おれ「適当言うんじゃねぇ!!!!」

 

澪ちゃん「ごめんなさい…」

 

siri「………」

 

七夕しんどろ~む3話

澪ちゃん「うーくんよーい」

おれ「おれを筋斗雲みたく呼ぶな」

澪ちゃん「どしたん?こんなとこで立ち止まって」

おれ「ん?いや。まあ、ねぇ。」

澪ちゃん「まあ、座んなよ。」

おれ「そうね」

おれ「・・・」

おれ「俺、思ったんだ。俺から出るものは糞くらいしかないってね」

澪ちゃん「ふざけないで、ちゃんと。ね?」

おれ「でもね、澪ちゃん。もう俺はダメなんだ。ダメのダメダメだよ。」

澪ちゃん「ダメのダメダメかぁ」

おれ「創作…なんだよね。結局」

おれ「創作ってなんだろ。趣味なのかね、夢なのかね、生業なのかね、自分自身なのかね、自傷なのかね、自慰なのかね。なんなんだろうね。おれは何と思ってたんだろうね。なんだと思ってあんな膨大な時間を使ってたんだっけ。わかなくなっちゃったよ。澪ちゃん。おれはもうわかんなくなっちゃったんだ。文字も書けない、もう文章も読めない。何も吸収できず何も代謝できない。もうおれには何も創りだせないんだ。何も、生まれることはない。誰一人、楽しませることは、できない。」

澪ちゃん「…違う。それは違う。あたしが、あたしが今、ここにいる。だから君が言ったさっきの難しい話は違う!!だって、君があたしを生んだんだから。あなたがいたから、私は今こうしているんだよ。「いるんだよ。」と言えるんだよ。あなたがいなかったら、あたしはいない。だから、前を向くんだ。やりたいことを、やるんだよ。」

おれ「…そうか、おれは…こんなに素晴らしいキャラクターを…っておまえかきふらいのキャラじゃん」

澪ちゃん「え。」

おれ「君はどこをどう見ても、まんがタイムきららに載ってるかきふらい先生原作「けいおん!」の登場人物なんだよ!!主人公平沢唯のクラスメイト、同じバンドメンバーのベーシスト、秋山澪なんだよ!!!」

澪ちゃん「なにを、何を言ってるか、わからないよ!」

澪ちゃん「私は君が生んだイマジナリーキャラクターでしょ!?違うの?」

おれ「違う。けいおんのキャラ」

澪ちゃん「そんな…そんな…わたしは…わたしは一体…」

おれ「まて、消えるな!澪ちゃん!」

澪ちゃん「いや?消えんけど?」

おれ「あ、消えはしないんだ。自分の真の名前を知って尚、おれの傍にはいてくれてんのねぇ?」

澪ちゃん「まあ、そんなもんよ。」

おれ「…」

澪ちゃん「雪見大福、食べる?」

おれ「食べる!!!」

 

FIN