織原さんと教官 第二話「織原さん、ABCを習う」

教官「おはようございます。今日も一日頑張りましょう!」

織原さん「うむ」

教官「では、この5号車の車を使用します。さっそく運転席へ乗車してください」

織原さん「乗ったよ。エヴァみたい」

教官「足元を見てください、何が見えますか?」

織原さん「守護霊が見えますね」

教官「守護霊の先を良く見てみてください」

織原さん「何か、やらしいペダルが3つありますね」

教官「それは、右からアクセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダルです。何か気づいた事はありますか?」

織原さん「…あ! 私、オーガズムの時、鼻の穴が広がる…」

教官「実は右から頭文字を取るとA、B、Cとなっているんです。これで各ペダルの位置を覚えておきましょう」

織原さん「A、アナル B、バイブ Cクリスチャン …ですね。覚えました(キリッ)」

教官「はい。A、アクセル B、ブレーキ C、クラッチ です。教本の3ページのペダルの所を1万回読むようにしましょう。」

織原さん「これは何ですか?」

教官「それは私の右足ですね」

織原さん「そうでしたか」

教官「それではまず、発進の練習から入りますねー」

織原さん「はいー」

ブォーーーーーン!!!

教官「はい。まずアクセルから足を離しましょう」

教官「まず、基本的な動作を説明します。乗車し、座席を自分が運転しやすい高さへ調節します。」

織原さん「わかった」

教官「次にミラーの位置を調節します」

織原さん「おちんちんマフィン」

教官「次にシートベルトを締めてください」

織原さん「おい、わっぱ。待ちなんし」

教官「どうかされましたか?」

織原さん「シートベルトを肩から胸の谷間にかけると胸が締め付けられて強調され、やらしい感じになるじゃないですか。車とは言え密室ですよ?間違いが起こらない事を今、誓ってください。」

教官「見たところ、あまり強調される部分がないので問題ないと思いますよ。次にギアがニュートラルである事を確認してください。」

織原さん「はい、ニュートラルね」

教官「ブレーキ、クラッチの順番に踏んでください」

織原さん「バイブ、クリスチャンね」

教官「ニュートラルからローギアに入れてください」

織原さん「飽きてきた」

教官「ミラー確認の後、目視で発進前確認です」

織原さん「ぶひぃいい」

教官「半クラッチの状態を作ります」

織原さん「咲ちゃんとの子供も作ります(キリッ」

ブォォオオンブォォォオン!!

教官「いい感じですね」

織原さん「エヴァンゲリオン5号機っ!発進!!」

教官「ゆっくり前進してみましょうか」

織原さん「しっあわせは♪」

ブォォォオオオン!!

織原さん「あっるいってこっない!」

ブォォォオオオン!!ブォォォオオオン!!

織原さん「だ〜から歩いて行くんだねぇ〜♪」

ブォーーーーーン!!!ブォォォオオオン!!ブォォォオオオン!!

織原さん「!?・・・おいでなすったっ!」

教官「所内には使途はいませんよ?」

ブォォォオオオオオン!!!バキッ!!

教官「所内から出ないでくださいー。まだ路上は早いですよ」

織原さん「子供の事情に大人を巻き込むのは気が引けるなぁ・・・」

ブォォォオオオオオオン!!!!

教官「原子力発電所に向かってる…」

織原さん「砕けろぉぉぉおおーーー!!」

ブボォォオオオオオオンーーーー!!!

ドッカーーーーーン!!

チュドーーーーーン!!








織原さん「お勤めご苦労さん、五号機…」

教官「あんた、それ言いたかっただけだろ」







教官「でも一応発進は出来たんでハンコ押しときますね」

織原さん「うん」