織原さん「You talking to me?」
少し前に暁美ほむらはトラビス・ビックルである。とTwitterとブログで発言したんだけど、今日なんとなくPixivを見ていたらこんな絵を描いた人が
ほむドロワ
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=41793473
!!
おれは顔が青ざめ、急いで自分の発言日時を調べた。『ほむドロワ』の公開日は2014年2月22日。場合によってはまたブログを閉鎖する自体に成りかねない。
2014年02月19日、確かに「「劇場版『魔法処女まどか✩マギカ 反逆の物語』に出てくる悪魔ほむらは、映画『タクシードライバー』に出てくるトラヴィス・ビックル。」とある。
良かった。佐村河内は居なかった。*1
しかし、絵というのは完成までに数日かかるものだし、絵の構想を思い浮かんだ時期が19日よりも前の可能性もある。
いや、おれの「暁美ほむら=トラビス・ビックル説」は、新劇場版まどかマギカの2回目の感想メモにあったものだ。となると新劇場版まどかマギカの2回目の感想ブログにそれが書いてあるはず。
一縷の希望を胸に自身のブログ内を検索する。新劇場版まどかマギカの2回目の感想は存在しない。某所でやってるブログ内にも存在しない。
新劇場版まどかマギカの感想のメモは大量に見つかっても、どうやらブログにまとめる作業はしてなかったようだ。
終わった。大体「暁美ほむら=トラビス・ビックル説」を絵にして「作品」として世に出したPixivの彼(彼女?)*2の方がが偉いに決まっている。
おれは今後「暁美ほむら=トラビス・ビックル説」を持論として展開することは許されない。
また絵師に負けた。
改めて『ほむドロワ』を見ると素晴らしい絵だ。パロディの中に知性を感じる。
暁美ほむらに対する尊敬と愛着が感じられ、作者が絵に込めた主張を読み取ることができる。
一方、表現方法を持たないおれにはパロディですら自分を表現できないのであった。
絵師でない者と、絵師レベル1の絵師*3とでは住む世界が違う。
絵師レベル1の人物が絵師レベル100を超えるプロと対峙した時に感じる劣等感よりも救いのないものがあるのだ。