七夕しんどろ~む24話

織原「…」

 

咲彦(喋れ…喋ってくれ…西尾維新物語シリーズキャラクターコメンタリー副音声みたいな会話劇を繰り広げてくれ…!)

 

織原「…ぅ…ぁ」

 

咲彦(頼む…もう一度、一度でいいんだ…会話を、会話をくれ…!)

 

織原「………」

 

咲彦(ダメか……)

 

織原「……ぁ…ぁの…生理で…!」

 

咲彦「生理なら仕方ないな」

 

すあま職人のおじさん「國破れて 山河在り」

 

 

終わった。国が破れて山河すらもうない。

今はただキャラクターの生理を理由にSSすら書けない状況から目を背け続けるしかない。終わった、終わったんだおれは…けいおんの放送から約10年、平沢唯が生理を理由にアニメ放送を飛ばしたことはなかった。破産したアニメ監督がキャラクター同士で生理の話題をさせたことはあったが、それを理由に創作活動をやめることはなかった。でもどうだ、この有様、何故オタは生理というものをこんなにも利用するのか。何故オタそう何故オタだよ。おれの創作活動は何故オタとけいおん。言い換えるなら性と死、エロスとタナトスなんだ。でも今のおれは身を粉にして働くしかないワーキングプア。終わった。終わったんだ。尾張一ちゃんなのだった。

あといつもスーパーで買う手作り風すあまが美味い。